合宿免許で試験に落ちて延泊した話

合宿免許と延泊

合宿免許はゆったりと旅行気分を味わう感覚で合宿をして、その間に運転免許を取得するという制度です。通常の免許取得プロセスとは違い、旅行と勉強を一緒に行えるということで人気があります。また合宿で集中して免許の勉強することで非常に短い期間で免許を取得できるのも魅力です。しかし開放的な気分になりすぎるのは問題です。遊びすぎてしまって覚えるべきことや身につけるべきことが疎かになり、試験に落ちてしまうということがあるからです。

合宿免許で試験に落ちてしまった場合は延泊になります。短期間で卒業することが目標であるにもかかわらず、結果的に数日卒業予定日が延びてしまいます。例えばあるモータースクールでは修了検定が月曜日と火曜日と木曜日に行われますが、仮に火曜日に落ちてしまった場合は強制的に木曜日まで待たなければいけません。木曜日にも落ちてしまった場合は日曜日まで待つ必要があります。このような場合追加費用がかかります。試験料が数千円と延泊代が数千円で1万円以上余分にかかってしまうでしょう。

試験に落ち延泊した話

実際に試験に落ちて延泊した人の話を見てみましょう。ある方は技能教習で三日間の遅れを出してしまいました。また修了検定になかなか受からないという状態になり、心が折れてしまいます。クランクポールに接触するなど、普段の教習の時には犯さないようなミスを本番でしてしまったようです。最終的に六日間の延泊が決定してしまいました。

別の方も「何日増えているか分からない」ほど延泊が決定してしまいました。一人だけ実技ができない状態で、実技は6、7回も増えました。

これらの場合はスキルが足りずに延泊が決定してしまったケースですが、他にもそこが悪くて機能が受けられない方や体調不良で延泊になってしまったケースなどがあります。

延泊しないための対策

絶対に失敗しない方法はありませんが、やはり合宿とはいえ免許を取得することがメインの目的であるということを常に意識していることが大切です。遊びすぎずに毎日コンスタントに集中して必要事項を暗記し、次に関連してもシミュレーションを頭の中でこなすことが大切です。また夜更かしせずに規則正しい食事や睡眠を心がけることで体調も万全な状態にしましょう。合宿中は相部屋になる可能性が少なくないため、盛り上がりすぎないようにセルフコントロールが必要です。